月別アーカイブ: 2015年3月

諦めきれなかった恋の行方

何年か前に大好きな彼から急に別れを告げられた。いきなりのことで呆然とし、状況が飲み込めず頭の中が真っ白になった。私は彼と付き合う前に結婚予定の別の彼がいた。

しかし、今の彼にアプローチをされ、少しずつ惹かれてしまい彼と別れて今の彼とのお付き合いが始まったのだ。

しかし、彼は私の元から去っていった。何がいけなかったのかも聞くこともできず、ただ悲しむばかりでいた。こんなことなら前の彼と付き合ってたら良かったんではないか、彼を乗り換えた天罰なのか、と考えにふけっていた。

そんな辛い思いをして1年が過ぎた。しかし、私の心はやっぱり彼を忘れられない自分がいてこの恋を諦めきれないままでいた。彼の連絡先も残したまま。

電話番号が変わっていなければ直ぐに連絡をすることができる。しかし、まだ傷も充分にいえていなかったのでまた、更に追い討ちをかけることがあるかと思うと怖くてできないままでいた。

そして、それから半年たったが、私はまだ彼のことが好きなままでいた。自分でも諦めの悪い自分にいい加減愛想が尽きてきた。もう良くても悪くでても連絡をして自分の気持ちに整理をつけて、前に進まなくてはならないと思い、電話は怖かったので勇気を出してメールをした。彼からは久しぶり、という普通すぎる返事が返ってきた。勝手に別れを言ったのはそっちなのにその態度?と、とれるような返事に私は少し苛立ちを覚えた。

これなら諦められるかも、と思ったのだが連絡をとれた嬉しさと未練がましい思いがあり、最後に会いたいと思ってしまった。そして、彼と1年半ぶりに会うことになった。
久しぶりに会った彼は相変わらず私の好きな彼のままであった。
そして、やっぱりまだ好きだ、という気持ちを確認してしまう再会となってしまった。その後も何度か会い、私は諦めずもう一度彼の気持ちを振り向かせようと決意し、必死に彼の為に努力した。

朝が早い彼にお弁当を作ったり、家にいったら掃除や洗濯をしたり、彼の好きな髪型や服装に変えてみたりしていた。そんな日々の努力の結果、1年後遂に彼からやり直そうと言われた。

とても嬉しかった。諦めないで頑張って良かったと思った。理由を聞くと一生懸命頑張ってる姿を見て、ここまで自分のことを好きでいてくれる人は私しかいないかも、と思ってくれたそうだ。

そして、またお付き合いを再開した2年後に結婚をすることができた。諦めきれなかった恋が自分の努力で結婚まで導いてくれたのだ。

好きになったら純真無垢男だった

同期入社で出会った彼のことが私は入社式のとき初めて見た時から気になりました。

ガッチリした体型や、それに似合わず知的そうな眼鏡をかけた顔立ちが、私の好みの真ん中を射抜きました。

その当時彼氏のいなかった私は、入社研修で彼の近くの席をねらって話しかけ続けました。

また、自ら幹事を買って出て、新入社員交流飲み会を行い、自己アピールを続けました。

見た目からも誠実そうな印象がありましたが、話してみてもその印象は変わらず、これからの仕事に対しての気持ちも真面目なもので、私は真剣に交際を考えて彼に近づいていきました。

その甲斐あってか、新入社員研修が終わる夏前に彼の方から私に交際の申し込みがありました。

「新人研修が終わったら、別々の職場に配置されるようだから、この新人研修の間一緒にいられて楽しかったので、これからも一緒にいる時間を作りたい」

という真面目な交際申し込みでした。

社会人になる前の間に恋愛経験も多かった私としては、まあ計画通りではあったのですが、やはりとても嬉しかったです。

付き合いはじめてわかったことは、彼にこれまで交際経験というものが一切なかったこと。

いわゆる性的な経験もなければ、共学であったにもかかわらず女子と一緒に帰ったなどというエピソードもないということでした。

加えて付き合いはじめてわかったことは、彼の私服のセンスがドン引きに値するセンスだったということ。

それまでの新入社員交流飲み会なども仕事帰りに行っていたため、いつもスーツ姿。

おしゃれな雰囲気を感じたことはありませんでしたが、私服になるとちょっと離れて歩きたいようなセンスでした。

今時どこで売っているのかわからないような太さと素材のテロテロしたジーンズに、いっそ無地の方が清々しいような妙なプリントのTシャツ。

やんわりと「服とかいつもどこで買うの?」と聞いたところ、母任せにしているというこれまたドン引きの答えでした。

しかし、こんな男性こそ、私の色に染めやすいのではないかと前向きにとらえ、今もイメージチェンジと男としての経験を積ませている途中です。

逆光源氏というか、男育てという恋愛もそれなりに楽しいです。

サークルのOBとの初恋

私は、中高生の時は、周りが恋愛をしていても、なかなか男の子を好きになれず、彼氏もいませんでした。恋人なんていなくても、寂しくなかったし、女友達とばかりつるんでいました。

それが変わったのが大学入学を機に一人暮らしを始めたときです。周りの友達も変わり、一人で家にいる時間にすごく寂しいと思うようになりました。だんだんと彼氏がいたら楽しそうだな、と思うようにもなったのです。

同じサークルは男子学生も多く、恋愛できる環境でした。けれど、私が初めて好きになったのは、サークルのOBの25歳の社会人の男性でした。

最初はOBの優しく、いろいろ教えてくれる人、という存在でした。けれど大学に入り半年ほど経ったとき、「今日は彼は来ないのかな」、「ご飯を食べるとき近くに座れると良いな」といろいろ考えている自分がいました。

特に接点もなかったのですが、ある日、夜ご飯をみんなで食べに行った際、席が隣になったのです。そこで突然彼に、「彼氏いないの?」と恋愛の話を振られました。

チャンス、と思い「好きな人はいます」と言いました。

その日からだんだん彼と話せるようになり、くだらないこともメールで質問したりできるようになりました。

私が告白したのは、バレンタインの時です。チョコを渡すために、大学に呼び出し、告白しました。結果はなんとOKでした。私のことを可愛いと思っていてくれたらしいのです。年の差がけっこうあったので、気にしていたそうです。

私にとっては、初めての彼氏だったので、その後デートやキスはすべてが新鮮で、いつも緊張しました。

大学卒業まで、彼とは付き合いましたが、私の就職先のせいで、離れ離れになり、遠距離恋愛になった途端、別れてしまいました。お互い、遠距離恋愛のように会えない恋愛ができるタイプではなかったようです。

彼を忘れるのは大変でしたが、すごく素敵な人だったし、一緒に経験したことも楽しいことばかりだったので、今はいい思い出です。