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学生時代の初デートは…….不戦勝!

信じられないかもしれませんが、私は大学2年になるまで、恋愛というものを一切体験したことがありませんでした。告白したこともありませんし、もちろん告白されたことなんてもっぱらありません。かといって、女の子と話せないというわけではありませんでしたし、普通に友達もいて、女の子友達もいたんです。正直言ってわたしが、なぜ恋人がいなかったか、今でもわからないというくらいです。当時はそれが普通なんだと思っていました。
そんなわたしは、恋愛経験ゼロのまま地元から遠く離れたある大学に進学しました。同じ大学に進む同級生は一人もいませんでした。
そんな時、初めてでした。これが一目惚れと言うんですね。一瞬みただけで気づきました。「あぁ、きっと僕はこの人と一緒になるんだなぁ」と。僕は無意識にもうその女性に話しかけていました。シャイなはずなのに考えるより先にもう体が動いちゃっていました。
話しているうちに意気投合し、デートの約束までその日のうちにしていました。
初デートは読売ランド。しかし問題が。じつは、遊園地に一度も行ったことがなかったのです。あり得ないですよね。当然、チケットの買い方も、入場の方法もわからないわけですから、わたしは、彼女とのデートの前日に一人で読売ランドに行ったわけです。ストイックでしょ。それはそれは衝撃でした。ジェットコースターがこんなにも怖いものかと。なんでお金を払ってこんなものに乗るのかが私には理解ができません。一通り乗って、その日は帰りました。
そして、翌日。予定通り、待ち合わせた場所で彼女と合流し、読売ランドに向かいました。そしたら、彼女は開口一番こういったんです。
「昨日も来てたでしょ」
私は耳を疑いました。だって昨日はバイトの仕事があるっていってたし、絶対に会うはずはない。そう思っていました。
しかし、
「わたし、昨日ちゃんと入場口でみてたんだからね、あなたが彷徨ってるとこ」
そう、じつは、彼女のバイトとは読売ランドの係員のことだったのですが。その瞬間もう終わったなと思いました。そして、彼女はこういったんです。
「昨日のあなたが、あなたのすべてです。好きです。付き合ってください」
電車の中なのにキスしちゃいました。
周りの目なんてどうでもよかったんです。
ということで、わたしの初デートは、デートが始まる前に成功してしまったというわけです