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一目ぼれから始まる恋愛

恋愛においてあり得ないと思われがちなシュチュエーションの一つが一目見ただけで相手を好きになると言う少女漫画のような設定ですが、私にはそんな体験があります。

 大学1年生の入学式の事、私はそれまで3年間を女子高で過ごし、久々に見る男性が大学の入学式と言う状況でした。

相手のS君は私と出席番号が近くすぐ近くに座っていたのですが、後姿から爽やかなオーラが全開出ている感じがして一目で釘づけになったのを覚えています。その後私のすぐ横に座った女子のYちゃんと式典中S君の話をしていて仲良くなり、家路に向かう最中に運命的な出会いがあったのです。私達のすぐ前方をS君が歩いているのを発見したのです。

いつもはそんな勇気は出ないのですが、声に出して相手を振り向かせたいと言う気持ちが強くて、私は勇気を出して一緒に帰りませんか?と逆ナンパをしました。あまりに眩しいオーラのせいか道中の会話は全く覚えていない程でしたが、聞けば同じ学部である事が判明。何となく4年間が楽しくなる予感がしました。

 それからしばらくは良い友達仲間と言った感じで、何となくいつも一緒にいるグループの一人と言った感じでしたが、ある日ちょっとした出来事が起こったのです。友達仲間と飲み会をした帰り、終電も無くなり友人のT君の家へ泊まる事になり、狭い部屋の中私とS君は隣同士で寝る事になったのです。お酒の力もあったのかも?しれませんが、少し大胆になった私はS君を意識してS君にもたれるような恰好で眠ったのですが、S君は私を気にして一晩中眠れなったそうです。

S君もその出来事をきっかけに、私を他の女子とは違う異性として意識するようになってくれて、私と二人きりで会える状況を作ろうと模索していたようでした。必要も無いのに私からお金を借りて、その返金の為にと口実を作ってくれて食事をし、告白を受けました。

 付き合い出して良く聞けば、見た目は爽やかなスポーツマンで背も高くもてそうな感じなのに恋愛に奥手だったようで、私が初めての彼女になったようでした。

何かにつけて、私がリードをしないと記念日や女子が喜びそうな事を全く知らないS君に始めは経験が無いから仕方無いと諦めていた私でしたが、日が経つにつれて次第に歯がゆさを感じるようにもなりました。

S君をキープしつつも他の先輩とデートしてS君に焼きもちを焼かせようとした事もありましたが、基本的に鈍いS君は全く気付いていなくて、私だけが自己嫌悪に陥ると言った日々でした。

それでも特に悪い人ではないS君とは別れる理由がお互いに見つからなくて、10年と言う長い月日を恋人同士で過ごしましたが、決め手にも欠けていたようで、結局別れる事になりました。

一目ぼれをした瞬間は世界が変わる位世の中がバラ色に見えたのですが、その時がその恋愛においてはピークと言う事なんだろうと今は思います。